代わりの先生


小二のとき担任の先生が産休を取り、一ヶ月ほど代わりに来たのが40代くらいの女の先生でした。紹介の時から、「私は厳しいから」と言っていました。

最初の授業の時から、教室は僕たちの私語で騒がしい状態でした。いくら先生が注意してもやまないので、
「静かにしなさい!次に喋った人はおしりを叩くわよ!」と先生が言いました。しかしみんな先生の言葉もまったく気にしませんでした。僕も当然気にせずに、すぐに私語をしました。その瞬間に
「ほら、君、前に出なさい!」と僕は先生に指をさされました。

「言ったでしょ、おしり叩くからね」と先生。僕は教壇に出されました。
学校でのおしり叩きはいつもズボンの上から叩かれていたので、僕はまったく気にもせずおしりを突き出しました。ところが先生は僕の半ズボンを下ろそうとするのです。
「えっ、脱ぐの?」
「あたりまえでしょ。おしりを叩くっていったらパンツも脱ぐに決まってるでしょ」
先生は平然と言いました。途端に教室から大歓声が起こりました。後ろの席のクラスメートなどは立ち上がってこっちを見ます。
「ほら、はやく」
先生は僕の半ズボンを下に引っ張りますが、僕は半ズボンをつかんで必死で抵抗しました。さすがに教室でおしりを出すのは恥ずかしかったのです。
先生と僕の攻防は5分くらい続いたでしょうか?教室はクラスメートたちの笑い声で騒然となっていましたが、そのとき前の席に座ってた女の子が、
「なんで先生の言う事聞かないの?はやくパンツ脱ぎなさいよ!」と急に怒りだしたのです。
その言葉を聞いたとき、僕は半ズボンをつかんでた手を緩めました。あきらめの気持ちもあったでしょうが、ここでみんなの前でおしりを叩かれてみたい、という気持ちが湧き出てきたのかもしれません。僕が手を緩めた瞬間に、先生の手で半ズボンは下ろされ、先生はためらいもなくパンツにも手をかけて、下にずり下げました。下半身が無防備に涼しくなった瞬間、教室はさらに騒然となりました。さっき怒ってた女の子も手を叩いて笑っています。
「手間かけさせたから、ちょっと多めに叩くからね」
先生は笑いながら、僕のシャツを少したくし上げました。さらに下半身が涼しくなります。
「ちょっと前かがみになって、おしりをみんなの方に突き出してご覧」
僕は素直に従いました。一端脱いでしまうと、あとはなぜか従順に先生の言葉に従えました。
そして先生の平手がおしりに打ち下ろされました。

パチッ!!・・・パチッ!!・・・パチッ!!・・・パチッ!!

先生の手の平は冷たく固かったです。何発叩かれたかは覚えていませんが、二十発くらいでしょうか、あとで聞いた話では、僕のおしりが全体に赤くなるまで叩いたそうです。その間教室はクラスメートたちの笑い声でとてもうるさかったです。

お仕置きが終わり、パンツを穿くのを許され、席に戻されると、
「さあ、次に喋る人はだれ?」
と先生が言い、教室は一転静かになりました。みんなさすがに僕みたいな目にあうのはいやみたいでした。しかし休み時間は僕のおしり叩きの話題で盛り上がりました。
みんな僕の前に集まって感想なんかを聞くのです。「痛かった?」とか、「恥ずかしかった?」とか。
教室の横の方に座っていた女子は「おちんちん見えた」「私もー」「うそー」なんて言って笑い合ったりしていました。

先生の「おしり叩き」の脅しはかなりの効果で、僕らが騒いでいても、「おしり叩かれたいのは誰?」の一言で教室は一瞬に静かになりました。結局ほかに叩かれた生徒はいませんでした。


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